プリセットの声はいつも「あと一歩」
頭の中には明確な声があるのに、既成の選択肢はどれも少しずつ外れる——トーンは合うのに年齢が違う、訛りは合うのに整いすぎ。ボイスデザインはその最後の一歩を埋めます。聞こえている声をそのまま言葉にし、結果を試聴し、ぴったり合うまで描写を磨く。もちろん「十分近い」で本当に足りるなら、精選された声から始めるほうが速いままです。
まずはボイスライブラリで出発点を選ぶボイスデザインは、書かれた描写を再利用できるオリジナルの声に変えます。録音も参照話者も不要。キャラクターが誰なのかを書き、生成結果を試聴し、保存すれば Breeze Blue 全体で使えます。
六十代の、海に鍛えられた女性船長。低くしゃがれた声、ゆっくりと確かな話し方、かすかなアイルランド訛り、荒っぽさの奥に温かさ。
低くざらついた女性の声。急がない語り口に柔らかなアイルランド訛り——表は厳しく、芯は優しい。
「ロープをしっかり結びな、坊や——海は二度目を許しちゃくれないよ」
子ども向けアニメのハイテンションなロボット相棒。金属的な響きの高い声、早口で、いつも笑い出す寸前。
明るく弾む合成ボイス。速いテンポとくすくす笑いのエネルギーを持ちながら、早口でも言葉は明瞭。
「新しい作戦!前のと同じ、でもジェットパックが超増量!」
穏やかな瞑想ガイド。中性的で三十代半ば。柔らかく息の多い声、マイクに近く、ほとんど囁きなのに完全に聞き取れる。
親密で空気感のある声。ゆったりとしたテンポと温かい中低域——静かなのに、明瞭さは失わない。
「その考えを、広い空を渡る雲のように、通り過ぎさせてあげましょう」
描写・試聴・保存のループはひとつのワークスペースで完結し、残した声は永続的なアセットになります。
キャラクターが誰なのかを自然な言葉で書きます——年齢、質感、テンポ、訛り、性格。すでにイラストがあるなら、画像をアップロードしてそこから始めることもできます。
候補の声を生成し、プレビュー用のセリフを演じさせて聴きます。しっくりこなければ描写を調整——もっと低く、もっとゆっくり、もっと荒く——イメージ通りになるまで生成を繰り返します。
気に入った声をボイスリストに保存。その瞬間から再利用可能なアセットです。テキスト読み上げで選び、Studio プロジェクトに配役し、API から ID で呼び出せます。
抽象的な性格の言葉より、具体的で「耳に聞こえる」特徴が効きます。良い描写は次のいくつかを直接言い切ります。
1〜2 文で十分です。声がどう聞こえるかを書き、物語の中でキャラクターが何をするかは省きましょう。
クリエイターがボイスデザインに持ち込む 5 つの状況——それぞれで何が起きるかを正確に。
頭の中には明確な声があるのに、既成の選択肢はどれも少しずつ外れる——トーンは合うのに年齢が違う、訛りは合うのに整いすぎ。ボイスデザインはその最後の一歩を埋めます。聞こえている声をそのまま言葉にし、結果を試聴し、ぴったり合うまで描写を磨く。もちろん「十分近い」で本当に足りるなら、精選された声から始めるほうが速いままです。
まずはボイスライブラリで出発点を選ぶゲームの NPC、物語の登場人物、バーチャルの司会者——オリジナルキャラクターには、クローンできる録音がそもそも存在しません。ボイスデザインは元音声を一切必要としません。描写こそが素材です。キャラクターシートを 1〜2 文に凝縮すれば、背後に人間の話者がいないオリジナルの声が得られます。
キャラクターの声を一式そろえる方法を見る声よりも先にイラストができることもあります。ボイスデザインのワークスペースでは、キャラクター画像そのものから始められます。イラストをアップロードして、見た目に合う声を生成し、画像では伝わらない部分——テンポ、訛り、態度——は文章の描写で補って調整します。
キャラクターのイラストから声をつくるWeb では候補を 1 つずつ試聴し、生成のあいだに描写を磨きます。Voice Design API はより大きな単位で動きます。デザインエンドポイントへの 1 リクエストで、同じ描写から最大 3 つの候補ボイスが返るため、パイプラインがプログラムで候補リストを作り、最終的な選定は人が行う、という流れが組めます。
Voice Design API のドキュメントを読むPOST /v1/text-to-voice/design
{
"voice_description": "A weathered sea captain in her
sixties, low and gravelly, with a faint Irish accent.",
"text": "Tie that line down, lad.",
"preview_count": 3
}それならデザインは完了です。同じ声にこのセリフは囁かせ、次のセリフは叫ばせたいなら、声はそのままに演技を演出しましょう。Breeze TTS 2 はセリフごとに自然な言葉の指示を受け取ります。ボイスデザインは「誰が話すか」を決め、ボイスディレクションは「このセリフをどう演じるか」を決めます。
テキスト読み上げで演技を演出する4 つのツール、4 つの出発点。手元に何があるかで選びましょう。
描写から始める——このページです。声が頭の中やキャラクターのイラストにしか存在しないとき、デザインは録音も参照話者もなしにオリジナルの声を生み出します。
公開の Voice Design Benchmark は、1,000 件のキャラクターボイスデザイン課題で主要モデルを横断評価しています(2026 年 8 月評価)。Breeze TTS 2 はロール適合度と声の多様性で第 1 位:
生成された声が描写されたロールにどれだけ合致するかを 100 点満点に正規化——評価対象モデル中の最高スコア。
全課題を通した WavLM 話者クラスタの独立数——今回の評価で最も広い声の多様性。
生成クリップのうち、意図したセリフを明瞭に話せている割合。
Voice Design Benchmark · 2026 年 8 月評価
キャラクターを描写するか、イラストをアップロードし、候補を試聴して、気に入った声を保存。保存した声はすぐにボイスリストに加わり、テキスト読み上げで選択でき、Studio プロジェクトでは他のキャラクターと並べて配役できます。
ボイスデザインは、録音の代わりに文章の描写やキャラクター画像からオリジナルの声をつくる機能です。話者の年齢、質感、テンポ、訛り、性格を描写し、生成された声を試聴して、テキスト読み上げ・Studio プロジェクト・API で再利用できるアセットとして保存します。
不要です。ボイスデザインは元音声も参照話者も必要としません——入力は描写だけです。もし欲しい声そのものの許諾済み録音を持っているなら、その場合はボイスクローンのほうが適したツールです。
誰のものでもありません。デザインされた声はあなたの描写から生成されたもので、実在の人物の録音ではなく、特定の話者の再現を目的にもしていません。似た描写からは似た結果が生まれることもあるため、デザインした声は「唯一無二が保証された音」ではなく、オリジナルの創作物として扱ってください。
Web アプリでは候補を 1 つずつ試聴し、試行のあいだに描写を磨きます。API 経由なら、デザインエンドポイントへの 1 リクエストで最大 3 候補が返せるため、プログラムで候補を絞り込み、最終選定を人が行うパイプラインに向いています。
Breeze Blue 全体で使えます。保存すると声はボイスリストに現れ、テキスト読み上げで選択、複数キャラクターの Studio プロジェクトに配役、API 呼び出しでは ID で参照——同じ声、同じキャラクターを、あらゆる場面で。
できます——ただしそれはボイスディレクションであって、ボイスデザインではありません。保存した声はそのままに、テキスト読み上げでセリフごとに指示を出します。この行は囁いて、次の行は昂ぶらせて。デザインは「誰が話すか」を固定し、ディレクションは「各セリフをどう演じるか」を変えます。
ボイスデザインは Breeze Blue の他機能と同じクレジット残高で動き、無料枠から始められます。現在のプランとクレジットの換算は料金ページをご覧ください。